休みを取って「引越し」を完了しました。
ダンボール15個分の僕の分身は、一足先にロンドンを発ちました。
2週間弱の後には僕もまた同様にロンドンを離れることになります。
最近のロンドンはとても天気がよく、桜の花も満開となっています。
もちろん、日本の皇居のお堀のような「桜並木」はロンドンには存在していないので、
住宅街にとてもひっそりと咲く数本の桜を眺めてはその向こうに日本を感じています。
引越しをおわらせた僕は、天気のよいロンドンのマーケットを散歩しました。
アンティークショップがあったり、センスのよいカフェがあったりで帰国間際に
なって新たなお気に入りの場所を見つけたりしています。
「When a man is tired of London, he is tired of life; for there is in
London all that life can afford」
’ロンドンに飽きた者は人生に飽きたのだ’ という英国文学者サミュエル・ジョンソンの言葉を
ひしひしと実感する日々が続いています。
写真は、散歩の途中に1ポンドで購入した古写真です。
残念ながら乗馬を英国で体験する事はできなかったけれど、日本で挑戦したい事の一つです。
【次回こそ、第17話 イタリアの彫刻】