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土木と生活 その2 土木と建築のデザイン

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『土木』と『建築』
建物を建てるという大きな共通点があるのに
それぞれの言葉のイメージは大きく違います。
『建築』物には、『建築』が持つ個性があり、
その個性はデザインする建築家に由来します。
表参道ヒルズの安藤忠雄、東京都庁の丹下健三、ふじようちえんの手塚貴晴など。
その設計者の「色」すなわち「個性」が建築物にはあふれています。

その一方で、橋、トンネル、道路といった『土木』構造物は、
特徴的なデザイン、構造で施工されたものも多いのに、
一般的に誰が設計していたのか知られておらず
土木に携わっている人もよく知らないのが実情です。

高さ数10メートルにも及ぶコンクリートの橋の橋脚、
夕日の海にかかる橋梁。
環境に配慮したフォルム、造形。
『土木』ってネガティブに捉えられがちですが、
構造物と一体化した風景には美しさを感じます。
ただ、設計者がわからないため、建築に比べて「個性」がでにくい。
ちょっともったいない気がします。

そんな土木構造物に光を当てようと
業界では色々な取り組みをしています。

次回紹介するのもそんな取り組みの一つです。
"monsoon"のメンバーにはぜひ参加してもらいたいコンテストです。
では、次回 土木と生活 その3 コンクリートと写真 をお楽しみに!

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