イタリアの蚤の市で見つけた集合写真。
イタリアに限らず欧州の蚤の市ではあらゆるものが売られていて、どこかの家族の集合写真や
消印のついた私信など文化の収集家にとってはその眼を存分に働かすことのできるとても興味深い場所であるのです。
名も無い写真家(もしくは写真家でさえない一人の人間)によって撮られた極上のポートレートや
抜群の間合いを含んだ集合写真まで、味気ない都内の書店を巡るのに比べたらとても良い写真の勉強にもなったりします。
英国で僕は、「集合写真」というものを撮る機会を数回得たのですが、撮られることが上手な英国人にはとても
感心しました。直立不動視線固定の(そしてたまに目をつむる)日本人をこれからいかに上手に撮るかが課題ですね。
次回こそ、【第16話 イタリアの彫刻】
コメント (1)
この写真は逆光みたいだけどラインが潰れずしっかりしているね。
人の配置も、こうすると遠近感が出て構図もよくなるのか〜
投稿者: satosy | 2009年03月17日 23:44
日時: 2009年03月17日 23:44