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photograph

何かを得る為に、何かを失わなければいけないのだとしたら
僕はいったいどれだけ自分が持ち合わせたはずのものを失ったのだろうか、と心配になるくらい
写真を通してたくさんのものを得たと思っています。

光を見る眼も大切な友人も。
そういえば人の顔を見るようになったのも写真と出会ってからです。

享受してきたそれらに大きな価値を感じながらも、さいきんの僕は写真と距離を置いています。

現実的に写真を撮らなければいけない理由なんて仕事を別にすればそう多くはないはずで、
むしろ写真を撮らなくても良い理由を挙げた方が饒舌になれそうなくらい。

それでもなお、僕が写真を撮っていたいのはなぜなのか。
後付けでも良いから、それが知りたくて僕は写真を続けている気がします。

そこに意味があろうと、なかろうと。

コメント (2)

最初は何にもわからない。できない。
でも、一日一日少しずつ学び、成長し、大きくなっていく。

最初から完璧をならなくてもいいんだ。
今、自分のできることを懸命に一歩一歩進んでいけばいいんだ。
最後に笑っていられればいいんだ。
子どもの成長を通して、
最近はそう感じています。

きっと今は山の中腹で一休みって感じじゃないかな?
突っ走しりすぎても途中でバテちゃうしね。
今度、落ち着いたらうちの息子にぜひ会いに来てね。

yager:

個人的な意見ですが、世の中って必ずしも
「何かを得る為に、何かを失わなければいけない」
わけではないと思っています。

何かを犠牲にしても、何も得られない時もあるし、
逆に、何もしていないのに得るものがあったり。

写真を撮りたいという衝動があるのであれば撮れば良いし、
そうでない時は一休みすればいいのかな。

まあ、職業カメラマンはそうもいかないのがツライところだね。

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