それは数ヶ月前のこと
「おぼろ月夜」の歌のPaintingを
駅の壁面に見つけました。
そこは昔、菜の花畑が広がっており、作詞家の高野辰之氏が
その菜の花畑を見て故郷を想いながら「おぼろ月夜」を作詞したといいます。
作詞者の見たその風景も
今は地名からしか想像できません。
代々木上原、上の「原(原っぱ)」
都心では、こういった風景がもうほとんど残っていません。
川は深く掘り下げされ、奥多摩にそびえる山々も見ることもできません。
伝統的な建築物は次々とオフィスビルに変わっていきます。
どんなに都市が新しくなっても
古きよき伝統建築、風景から
デザインされる都市の魅力にはかないません。
皮を磨けば味がでてくるように
歴史を感じるデザイン、風景こそ
世界を魅了する都市の景観の要素だと強く想います。
次回 都市のデザイン その3 緑の森
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