お膳に尾頭付の鯛。
なかなかお目にかかれるものではありません。
今日は大地のお食い初め式
遠方から奥さんのご両親、うちの両親がやってきました。
お食い初めとは・・・、
子供が一生、食べ物に困らないようにと願う
平安時代から受け継がれている儀式のことです
母乳以外の食べ物を、はじめて食べさせる日で
生まれてから「100日目」あたりにお祝いをします。
うちの場合は100日を少し過ぎました今日行いました。
お膳に一汁三菜と尾頭付の鯛と小石を乗せ、
子どもの口に近づけます。
お膳に小石!と思いますが、
歯固めの意味があり、
地域によってはお餅というところもあります。
おかずは奥さんと奥さんのお母さん、うちの母の合作。
お膳は、なんと29年前に自分が使ったもの!
うちの祖母が大事に取っておいてくれたのです。
そのお膳のことを覚えているわけではないのですが、
これを見ると懐かしい気持ちになります。
うちの家族は物持ちがよく
とくに僕は物持ちがかなーりいいので、
離乳食の時につかっていたフォーク(犬柄)や
スヌーピーの毛布など、
今、息子に使えそうなものも多くあります。
自分が使っているものを子供も使うなんて、
なんだか不思議な気分。
忘れてかけていた記憶が思い出されるそんな気分です。
ただ、自分のお古だらけっていうのも
ちょっとかわいそうな気もします。
懐かしさと新しさ。
何事もバランスのよさが大事なんですよね。