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よみがえる記憶

PB150945.JPG
お膳に尾頭付の鯛。
なかなかお目にかかれるものではありません。

今日は大地のお食い初め式
遠方から奥さんのご両親、うちの両親がやってきました。

お食い初めとは・・・、
子供が一生、食べ物に困らないようにと願う
平安時代から受け継がれている儀式のことです

母乳以外の食べ物を、はじめて食べさせる日で
生まれてから「100日目」あたりにお祝いをします。
うちの場合は100日を少し過ぎました今日行いました。

お膳に一汁三菜と尾頭付の鯛と小石を乗せ、
子どもの口に近づけます。
お膳に小石!と思いますが、
歯固めの意味があり、
地域によってはお餅というところもあります。

おかずは奥さんと奥さんのお母さん、うちの母の合作。
お膳は、なんと29年前に自分が使ったもの!
うちの祖母が大事に取っておいてくれたのです。

そのお膳のことを覚えているわけではないのですが、
これを見ると懐かしい気持ちになります。
うちの家族は物持ちがよく
とくに僕は物持ちがかなーりいいので、
離乳食の時につかっていたフォーク(犬柄)や
スヌーピーの毛布など、
今、息子に使えそうなものも多くあります。

自分が使っているものを子供も使うなんて、
なんだか不思議な気分。
忘れてかけていた記憶が思い出されるそんな気分です。

ただ、自分のお古だらけっていうのも
ちょっとかわいそうな気もします。

懐かしさと新しさ。
何事もバランスのよさが大事なんですよね。